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澳門写真記

By イポイポ, 2012年2月16日

2012年2月10~15日、年休調整も兼ねて、ふらっと澳門(マカオ)に行ってきました。

豪華なカジノホテルに生活感漂う下町、中国文化とポルトガル文化、街全体が世界遺産、…新旧混在な中葡文化が共存する、遺産にあふれる街でした。

日本からマカオへの直行便もあるのですが高価なため、香港からフェリーで行くのが一般的です。フェリーは24時間運航…カジノも24時間営業…深夜便でも無問題です。

マカオへのアプローチ

  • 18:25 (UTC+9) … 成田国際空港発(※日本出国)
  • 23:00 (UTC+8) … 香港国際空港着(※香港入国)
  • 23:25 (UTC+8) … 上湾のフェリーターミナルへ(バス移動/40HKD/約40分)
  • 25:00 (UTC+8) … 香港フェリーターミナル発(※香港出国)
  • 26:00 (UTC+8) … マカオフェリーターミナル着(※マカオ入国)

カジノ体験

とりあえずカジノに行ってみたい!…ということで、「カジノ・グランド・リスボア」へ向かいます。

ヒヤシンスの球根のような毒々しさあふれるデザインです。

マカオのカジノといえば長らくはこのリスボアだったみたいですが、近年は米国資本のサンズやウィンが進出し、目下激戦中とのことです。それでも外観の強烈さからか、リスボアはマカオの象徴を維持し、観光客の記念撮影スポットになっています。ちなみにタマネギ部分(~8階)がカジノになっており、その上(~40階)がホテルになっています。

道路を挟んだ隣に旧「カジノ・リスボア」があります。こちらの色合いも古臭くて良い感じです。

カジノだらけ

2012年現在、マカオのカジノ数は30強。

左が「リオ・カジノ」、右が「ベネチアン・マカオ・リゾート」

ベネチアン・マカオ・リゾートは、マカオ半島の南に位置するタイパ島にあり、リスボア辺りからはタクシーで十数分(数百円)の距離です。ただしタイパ島はまだほとんど開発されておらず、周囲には何もありません。運営は米国資本のラスベガス・サンズ、シンガポールの船が乗った例のホテル「マリーナベイ・サンズ」の運営元です。未開発のタイパ島を一大リゾート地にすべく、イタリアのベネチアをモチーフに着々と開発が進められています。

ベネチアン・マカオ・リゾートの中央吹き抜け部分から撮影しました。各フロアは数百メートル広がっています。賭博テーブルは約800台、スロットは約6000台。カジノの他にも350店舗以上のショッピングモール、40店舗以上のレストラン、約15000人収容するイベント会場があり、ホテルの客室数は3000室(全室スイートルーム)。…大規模すぎます。

勝負の結果は…

遊び半分で体験したカジノの結果は、最終的には1000HKD(=10247円)の負けでした。3個のサイコロの目の合計に賭ける大小(ダイショー)が単純で面白く、500HKDを2倍のところに張ったり、50HKDを8~12倍のところに張ったりしましたが、まぁ増えず。5000円が5秒で消えてびびります。が、なんと同行した友人は5000円を8倍のところに張り勝ちプラス4万円とか。ぐぬぬ…。500円のチップをちまちまと賭ける私の横の中国人らしき人は10万円のチップを転がし、数分で100万円ほど増やしていました。ぐぬぬ…。

調べてみたところ、マカオの賭博業収入は今やラスベガスの5倍、2011年の収益は過去最高の2兆6000億円に達し、まだまだ右肩上がり絶好調です。最低掛け金5,000,000HKD(≒5000万円)のVIPフロアのバカラテーブルが売上の約8割を占めているとのことです。また、カジノ開業資金が数百億かかったとしても1年以内に回収できるらしく、そりゃ開発しまくるわけです。

世界文化遺産 「マカオ歴史市街地区」

2005年7月、マカオの22の歴史的建造物と8ヶ所の広場が「マカオ歴史市街地区」として世界文化遺産に登録されました。マカオは小さい街なので、これら30ヶ所を徒歩で散策できます。マカオ観光局の公式サイトに世界遺産マップ各スポットの詳細がまとめられています。

セナド広場>聖ドミニコ教会>売草地街>大三巴街>聖ポール天主堂跡

リスボアの脇を通る殷皇子大馬路を500mほど北上すると、街の中心に位置するセナド広場に着きます。ポルトガル統治時代(~1999年)の文化が最も色濃く残っている広場と言われており、建物も西洋っぽさを感じます。少し整備され過ぎ感はありますが、地面の波打ちタイルのコントラストは綺麗でした。

至る所に売っているマカオ名物のエッグタルトがめちゃくちゃ美味しいのです。ややギトギトしていますが。 ミルクプリンも美味で、これもマカオ名物です。

福隆新巷にある「毛記海鮮飯店」にて。美味しいのですが観光客価格をふっかけてくるのが鬱陶しいです。

セナド広場の奥に進むと、聖ドミニコ広場と聖ドミニコ教会(1587年)に出ます。

そのままさらに奥に進むと、売草地街(板樟堂街)と大堂巷が交わる四つ角に出ます。この一帯は観光客で終日賑わっており、日本で言う表参道だか原宿だか、ブランドショップが立ち並ぶショッピングストリートになっています。

売草地街を抜けると、

手頃な価格のお土産屋が並ぶ、大三巴街へと続きます。

「ガロ」と呼ばれる幸運を呼ぶ鶏?が可愛かったので、キーホルダーや置物をいくつか買いました。

大三巴街を抜けるとイエズス会記念広場と聖ポール天主堂跡(1637年)に到着します。世界遺産っぽいのですが、

だけど実は超ハリボテっていうオチ。この教会、3回も火事に見舞われたらしく、正面部分しか残っていません。横からのアングルがその歴史を物語っていて素敵でした。こういうのは素敵です。

ほかにも

世界遺産、一通りは回ったのですが語れるほど興味は持てなかったため、割愛です。また次回来ることがあれば、もう少し勉強の上、まとめようかなと思います。個人的には世界遺産自体よりも、遺産を巡るメインストリートから1本外れた裏路地の生活感溢れる雰囲気に惹かれ、そっちばっかり散策してました。

街並点描

今回、デジタル一眼とコンパクトフィルムを持って行きましたが、フィルム(Solaris 400)を1本撮り切った所でなんとなーく、マカオ現地のDPE店で現像してみました。まぁそんなに変わらんだろう、と思っていましたが、汚れやかすれが入ったり、正直品質は低いです。ある意味いい雰囲気が出てるといえばそんな気がしないでもない、良い感じのアジアンクオリティです。ちなみに1本20MOP(≒200円)と、円高とはいえ激安です。

開発は続く…

ホテルの真正面で稼働していた、日立建機の30トン級油圧ショベル・ブレーカー。

マカオはまだまだ開発途中。至る所が工事中。好調な賭博業収入で得たチャイナマネーを糧に成長した姿が気になる、未完成な、そんな街並み。開発が進んだ頃に、またぜひ訪澳したい。5年後?10年後?